ペットの病気の説明と治療法

心配なペットの病気と気になる薬のお値段、おうちで出来ること
 

2013年03月27日

犬の血管肉腫の治療法

犬の血管肉腫は、悪性の癌です。
心臓にできるものもありますが、脾臓にできることが多く、症状はありません。
しかしながら脾臓の血管肉腫は徐々に大きくなり、最終的に破裂するとお腹の中に大量に出血し、貧血とショックを起こします。

脾臓が血管肉腫で破裂するとワンちゃんは急に元気食欲がなくなったり、ぐったりして歩けなくなったりします。
貧血かどうかは歯茎の色がいつもより白くなるので、そこで判断するのですが、軽度の貧血では分からないのと貧血以外でも白く見えることがあるので一概には言えませんが。

治療は、脾臓からの出血を抑えないといけないので、お腹を開けて手術になります。
手術は、ガンに侵された脾臓を摘出します。脾臓は全部摘出しても後遺症等もなく問題はありません。
ただ破裂するまでガンが大きなっているので、転移している可能性が高く、脾臓を摘出する手術が上手くいっても、出血性のショックや癌の影響でDICと言われる状態になったりすると術後に亡くなってしまうこともあります。

いったん脾臓を摘出して術後順調であれば、アドリアマイシンという抗がん剤をすることが提案されます。
あとはサプリメントやフードもできることとしてはあります。リンパ腫の記事を参考にしてください⇒
癌の子におうちでできることただし血管肉腫は転移していることが多く余命はあまり長くはありません。もって1年、平均数ヶ月。

最近の報告ではミニチュアダックスフントの破裂前の血管肉腫は余命が3年以上長いという報告もあります。
posted by ネロ at 01:27| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年03月22日

犬、猫のリンパ腫の治療とおうちでできること

リンパ腫の治療は前回書いた通り抗がん剤中心です。
ではおうちでの治療はどうでしょうか?
基本的に癌は炭水化物を栄養として使うため、フードは炭水化物を減らして、癌の栄養となりにくい脂肪を多く摂取するのが良いと言われています。
それを考え作られたのが、サイエンスダイエットのn/dです。
毎日の事なのでなるべく低価格で手に入れるならここが楽天で最安値でした
n/d 12缶 (犬用)

ただ脂肪分が多いので最初少し下痢をしてしまうかもしれません。そんな時は繊維質が下痢をしにくくするサイエンスダイエットのw/dを半分ほど混ぜてあげると便のゆるさは改善します。
楽天最安値w/d⇒w/d 12缶 (犬用)
あとは、βグルカンを含んだサプリメントもできることの一つです
【犬猫】【D−フラクション プレミアム 60ml】
ここまでは、一応科学的と言えるところですが、ここからは、ちょっと現代の科学的と言われる分野ではないかもしれないので、そういうのに苦手意識のある方はクリックしないでください効果のほどは?
posted by ネロ at 19:58| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

犬のリンパ腫の種類と治療法

犬のリンパ腫には大きく分けて3種類あります。
一番多いのが、アゴの両側、わきの下、鼠径部(内股あたり)、膝の裏のリンパ節等全身のリンパ節が腫れて癌化する多中心型
おなかの中、特に腸のリンパ節や腸自体にできる消化管型
皮膚に起こる皮膚型があります。

最も多いのが全身のリンパ節が腫れる多中心型です。
症状としては当然リンパ節が腫れるのは、もちろんですが、初期では腫れていることに気が付き難く、単に元気がない、食欲がないという事があります。
日頃から全身をよく触ってあげて、ちょっとした変化に気を付けましょう。とは言ってもそれほど神経質になることはありませんが。
診断は、針生検で行ったり、それでも確定しない場合はリンパ節を摘出して検査します。

2番目に多いのは消化管型です。
消化管型は嘔吐や食欲不振、真っ黒い便、体重減少など腸に関連した症状です。
外から見えない分、多中心型より診断は困難です。ただ膵炎等も同様の症状なのでこれに当てはまるからと言って即リンパ腫ではありません。
超音波で診断し、超音波下で針生検を行える場合もありますが、ワンちゃんが暴れたり嫌がるようだとできません。確定診断には開腹して診断が必要なことも多々あります。とくに腸がリンパ腫で閉塞したり、破けている場合(穿孔している場合)は緊急の手術が必要かもしれません。

めったにないのが皮膚型です。このタイプは他の免疫異常の皮膚病に類似していたり、診断は皮膚の一部を切除して病理検査に提出し確定します。

治療
基本は抗がん剤です。リンパ腫は犬の癌の中でも最も抗がん剤が効く癌です。
ただし完全に治すことはできません。
必ず再発します
そして多中心型はよく効くのですが、消化管型は抗がん剤があまり効かないケースが多いです。
そして効果があるといっても、かなりうまく効いても1年〜1年半の寿命です。中には2年を超えるワンちゃんもいますが、かなり稀なケースです。
こう書くとそれじゃあ抗がん剤しても無駄だと感じられるかもしれません。しかし何もしなければ1週間〜4週間の生存期間です。
ワンちゃんにとっての3か月は人にとっての約1年です。6ヶ月生きれば2年です。
そういう事も考えて疑問は獣医さんに積極的に質問して、獣医さんとの良好な関係を築きながら治療してあげてください。長期戦ですし、何より信頼関係がないとできない治療です。
抗がん剤は1週間に1回〜3週間に1回とプログラムによって様々です。
最も体に負担のないものはプレドニゾロンの単独使用ですが、2か月ほどしか効果は続きません。
1種類だけであれば、アドリアマイシンを3週間に一回のプログラムが一番効果があります。平均6ヶ月くらいの効果があるといわれています。
何種類かを組み合わせたものだと週1回数ヶ月〜1年以上続けるものがあります。効果は最もあると言われていますが、それでも8か月〜10か月くらいです。

皮膚型には、抗がん剤治療の他にインタードッグとういう犬用インターフェロンの注射がよく効く場合があります。副作用もないので試してみる価値はあるでしょう。

どんな病気、どんな治療法にも言えることですが、かなりの個体差があるので、実際に治療はやってみないと分かりません。
ただリンパ腫の検査でクローン解析というものがあり、リンパ腫のB型T型を調べると抗がん剤の効きやすさの目安になります。B型はT型より抗がん剤の反応が良いと言われています。

最近自分の白血球を培養してもう一度血液に戻して癌を治療するという方法を実施している病院もありますが、効果のほどは疑問です。
将来的にはより体に優しい治療法として確立すればいいのですが、いまのところは抗がん剤に頼らざるをえないのが現状です。

基本的にはリンパ腫は手術はしても意味がないので行いませんが、リンパ腫によって腸閉塞や腸の穿孔が起こっている場合は手術を行います。


リンパ腫は必ず再発する大変な病気です。
しかし、抗がん剤が上手くいくとある一定の期間は全く元気なころと変わらない生活をおくることができます。
わんちゃんは辛くても苦しくても決して死にたいとは思わない、とわたしは考えています。
少しでも飼い主と一緒にいたいと思っていることでしょう。
もしリンパ腫と診断されても今その子にとって何ができるかを考え、悔いのないようにあなた自身が覚悟と勇気をもって、決断してください。
次回リンパ腫のわんちゃんの飼い主さん自身ができることを書いていきます。
posted by ネロ at 01:46| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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